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2020/06/16

ムスタキとレジスタンスを歌う

20200615
FUJIFILM X-T30 XF56mmF1.2 R 2020.06

レコードプレーヤーの買い替えにあたり国内各メーカーのサイトを参考にしていたところ、レコード技術の歴史に懐かしい記述を見つけた。
4chステレオ。1970年頃、ブームにはならなかった録音方式。うちの実家の2台目のレコードプレーヤーがこれでした。パイオニア製の家具調システムコンポでリアスピーカー合わせて4台。格子が入ってました。
実際に4ch方式のレコードでは、青江三奈のディスクが家にあった。今でいうサラウンド音響がレコード針で体感出来たわけです。どんな聴感だったかはもう忘れてしまったけれど。
ぼくが物心ついた頃には、すっかり廃れていわゆる通常の2ch録音盤しか巷では扱われなくなっていたかと。他のカタログでは誰が出ていたのでしょう?
4chのレコード針は高価で、オーディオに詳しくないうちの親が、替え針をいつまでも純正品で馴染みの電気屋から購入しているのにぼくが気付いて、"2ch針で充分なんやで"と教えてあげて以来、半分以下のコストで済むようになった。…のを思い出す。
結局、リアスピーカーが余ってしまったので、2chレコードを4chモードにあえて切り換えて、リアにも音を飛ばして4台に増幅させて再生を楽しんだりしていましたね。



カタルーニャのSSW、マリナ・ルセイユ(かつて購入先の国内メーカー表記はマリーナ・ロセールになっていましたが、別メーカーが正しくはマリナ・ルセイユだと念押ししていました)の新譜が昨年暮れに出ているのをDeezerで知り、早速聴いてみた。

アルバムのタイトルにある通り、過去に発表してきた2作のジョルジュ・ムスタキ集と、さらにその後に出たレジスタンスの歌集からダイジェストで選曲された新録モノのようです。
実際に親交のあったムスタキのカヴァー集は好評を博したようで第2弾、さらにライヴ・アルバムも出ていた。ぼくも彼女の歌うムスタキにすっかり惚れ込んでいたものだった。ただ、その後のレジスタンス集が、ちょっと音楽的には軍歌をえんえん聴かされるようで辛かったので、しばらく彼女から離れていた。

今作はオリジナル・アルバムとしてがっつり向き合って聴くには、部分的に音程が甘い箇所が度々あり、恐らくスタジオライヴでの一発録りではないかと。近年の活動を総括するコンセプトなのかもしれないが、アイテムとしては詰めが甘い印象。が、巻き舌の発音語圏のアーティストを久々に味わった。「リリー・マルレーン」収録。
2020/01/20

クラリネットと弾き語り

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SONY DSC-RX1R Carl Zeiss Sonnar T*35mm F2 2019.12

パン職人め、やっぱり喫煙してやがる。なので、バージョンアップして例の禁煙プレートをクリップライトで照らしておくことにした。さらに、タイマー機能の付いた自動消臭の芳香剤をベランダに外向きで設置。15分毎にシュパッと噴霧させる。
このクリップライトも芳香剤も、そもそも室内向けで防滴仕様じゃないもので、毎日天気予報チェックしながら、雨が降ると撤収しないといけないから面倒。
空室となった向かいの部屋は、たまたま立ち入った不動産仲介業者らしき人達の話し声で、家賃が破格に値下がりしているのを知ってしまった。これ以上住み続けるの、考えものかなぁ。



カエターノ・ヴェローゾの新録がSpotifyに上がっていたので一通り試聴。クラリネット奏者との弾き語りがいい。クラリネットのオブリが効く。
カエターノのヴォーカルは年相応に枯れた感じだ。不思議なもので、衰えたと感じるアーティストと、衰えはしたが枯れた味わいを感じるアーティストに分かれるのは何故だろう。音楽的に聴こえるかどうか、ってことですかね。
こういう弾き語りをするのが身近な人じゃなくて良かった。もしライヴがあれば通い詰めて散財してしまうだろうから。
2019/12/08

あの頃のサンバ

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FUJIFILM X-T30 Carl Zeiss Touit 1.8/32 X-mount 2019.12

ホットクック(1ℓ)、今日届いてひとまずポトフと焼きそばを試した。なかなかイケました。焼きそばはかえって面倒な気もするけど、蒸焼き風の出来で、フライパンより野菜の旨味が逃げなくていい。今まで食べたい物に対して、作り易さとの狭間で葛藤があったものだが、今後は材料を買うことだけに徹すれば良いのだ。
添付のメニューの他、新メニューを追加ダウンロードできるらしい。AIのガイド音声がやかましく、これはどこかで調整できるものなのか。



現在、DSD取り込み作業中につき、CD本体を入手する必要があるため、未聴アルバムの開拓はディスカスのラインナップを確認してから、Spotifyで試聴して、気に入ったらレンタルすることにした。

先日知ったばかりのドリス・モンテイロ、ヒットを連発していたであろうフィリップスのボッサ・ノーヴァの時代より前の、こちらはSP音源を含む2枚組初期集。サンバの歌唱が生き生きとしていて、ある意味、プロダクト・デザイン化されたフィリップス時代よりも、彼女の原点が窺えるようで興味深い。これは是非レンタルしてみよう。
2019/10/10

アコ入りボッサ

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引き続きAmazon Music HDお試し中、やはり特定レーベルの音質にこぞって低下がみられるので、該当アルバムを先日のリヴィングストン・テイラー『Ink』に加え、以下3点を海外サイトにてハイレゾ購入した。
・リヴィングストン・テイラー『Good Friends (25th Anniversary Remastered Edition)』
・リヴィングストン・テイラー『Safe Home』
・ジョン・ピザレリ『My Blue Heaven』
いずれも96/24 AIFFフォーマットで。
今回、ポピュラーのハイレゾを初めて買ってみて、17ドルなら、パッケージとそんなに変わらない価格で、最近はCD買わなくなってきたが、初めからハイレゾにしときゃ良かった気がする。

それでこのハイレゾの音質に慣れてくると、もうAmazonのHDの音が物足りなくなってしまう。最低でもUltra HDでないと。困ったもんですね。



この人の名前は、ブロガーさんの記事から知ったのだっけな。ブラジルのドリス・モンテイロ。こちらは同名アルバムだからデビュー当初の作品でしょうか。
ざっと聴いてみただけだが、アコーディオンをフィーチャーしたボッサが素敵。他に近いアルバムでは、シロ・モンテイロとエリゼッチ・カルドーゾの録音か。
ぼくはどうも、エリゼッチの歌唱は好きになれないので、きっとシロとアコの魅力で惚れたんだと思う。こちらのドリスはポルタメントなど誇張しない後口さらりの歌唱で、サウンドとの相性がしっくりくる。
2019/08/13

アカペラのボッサ

people190812
Panasonic DC-G9 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 2019.07

夏に弱い夏生まれ。エアコンと扇風機で体を冷やし過ぎたようです。漢方を飲んだら少しマシに。近所の植物園が臨時の延長開園しているので夕方からひまわり畑を撮りに行くか思案中。夕方もまだまだ蒸すからねぇ。



SNSのタイムラインでレコード・ショップがPRしていて試聴してみたブラジルのアカペラ・グループ、オルヂナリウス。6人の男女混合に、パーカッション担当が別に一人いるらしい。
既に何枚もアルバムが出ていて、大掛かりな公式サイトも本国での人気ぶりが窺える。画像のアルバム『Rio de Choro』(2015)は、カルメン・ミランダなどブラジルのクラシック曲を取り上げながら、繊細な表情のコーラス・ワークで夏の湿気を解してくれる。
時折フィーチャーされるリズム隊など楽器こそ、ある意味、センスが試されるところ、単旋律と敢えて控えめなリズム・パターンで、グループのハーモニーを盛り立てる。ソロ・ヴォーカルもマナー良しの実力揃いだ。これは他のアルバムも試してみよう。

▼Tipo Zero
https://youtu.be/eQ3XYF6vndw