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遅ればせながら衝動的

音楽鑑賞の話題など備忘録代わりに突然思い出したように綴るブログ

しばらくお休みします 

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しばらく休みます 

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デイ&ハドソン 

ドリス・デイとロック・ハドソンの共演映画3本「夜を楽しく」('59年)「恋人よ帰れ」('61年)「花は贈らないで」('64年)をセットで購入しました。これまでドリスの出演作は「知りすぎていた男」しか観たことがなかったのです。
購入当初、ドリス主演の3本廉価セットを検索し、今しも注文クリックしかけたところ、類似商品欄にロック・ハドソン・ベスト・パフォーマンス・ボックスが表示され、こちらは上記3本にドリス以外の女優との共演作2本を追加して、2000円も安い。さらにマケプレ新品だともう少し安い。
ので、最終的に二枚目男優ボックスに走りました(笑)。

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表題の3部作は、いずれもドリスの主題歌に始まり、一部シーンで挿入歌が歌われる。大人のラヴ・コメディ。
ざっと観たところ、1本目の「夜を楽しく」が最も楽しい作品でした。

「夜を楽しく」の題材がまず今日では考えられない"電話の共同回線"。見知らぬ男女が回線を取り合ってバトルを繰り返し、リアルで彼女の実物を知った彼が身分を偽って彼女に接近する、というもの。
女をとっかえひっかえ長電話する浮気な作曲家にロック・ハドソン。その回線使用中、会話を盗み聞きし、毎回クレームに割って入るインテリア・デザイナーにドリス・デイ。

トラブル相手とも知らぬデイがハドソンの正体に気づく瞬間が見物で、ハドソンは適齢期の女性を相手に思わせぶりな演技を愉しんでいるかのようだ。
ドリスは、歌も演技も健康的な印象ですが、よく見ると結構きつい顔立ちなんですね。
ラストのハドソン部屋のベッドの仕掛けには、声をあげて笑っちゃいました。しかし、二人はあの趣味の悪い部屋で暮らすんだろうか?

2作目「恋人よ帰れ」は、「夜を楽しく」の二番煎じの印象で、前作より二人の接点が遅く、展開が読めるだけにややもどかしかった。
3作目「花は贈らないで」では二人は夫婦役に扮するが、妻の誤解を解く夫の手段が回りくどくて、少しいただけなかった。
でも、いずれも軽く笑えるし、二人はスクリーンのベスト・カップルでした。

↓「夜を楽しく」主題歌「ピロー・トーク」

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最近、レンタルで観た映画・3 

土曜に2件の記事をアップしましたが、1件目は個人的な内容でつまらないので非公開に変更。

眠りの質が悪くなっているようだ。その繰り返しで段々辛くなってきている。食事に気を付けても変わらないわけだ。
ネット検索で効きそうなストレッチを見つけたので、しばらくやってみる。

picnic
・ピクニック
キム・ノヴァクは、「めまい」でしか観た事がなかったので、こちらも観賞。ウィリアム・ホールデンとの青春映画。
青春、といっても爽やかな印象というより、とても肉感的で、エロティックでさえある。ホールデンは終始半裸、ノヴァクは馥郁とした匂い立つ容貌で惹きつける。
こうした生と性をテーマにした、連れ合いと観るとやや居心地が悪くなりそうな作品は好き。登場する老若男女すべての立ち位置がしっかり描かれていて、誰しも情熱を取り戻さずに生きられないものだといった示唆を込めているかのようだ。
名シーンである二人の提灯の下のダンス・シーンがとても肉感的。バックに流れる「ムーン・グロウ」が歌無しのインストなのがかえって良かった。

・大脱走
このあいだ観た「パピヨン」が楽しめたので、引き続きマックイーンを借りた。
特典ドキュメントにて、史実に忠実である点を強調していたが、これは脚本が粗い印象。
編集と役者の魅力でかろうじて大作の風格を醸し出している感じがする。
特に「パピヨン」の後では、マックイーンの出番が少なすぎる印象で、
ラストのバイク・シーンは付け足しのように感じてしまった。
尤も観る側のこちらの欠点もある。戦争ドラマは登場人物が多すぎて、覚えられないのだ。最後までこの人だれ?という役者が一人か二人…。
しかも捕虜収容所が舞台となると、みんな軍服を着ているから、どっちが敵か味方か分らないという。

・シングルマン
「英国王のスピーチ」の主演コリン・ファース主演作品。共演にジュリアン・ムーア。
予備知識なしで観たら、、こういう内容でしたか。
デザイナーの初監督とは思えぬほど、素晴らしい出来だと思うが、スタイリッシュすぎて、完璧さが息苦しくもある。
モノローグ的な視点だから、よけいにそう感じたのかもしれない。
'60年のアメリカの世相を考慮して観ないと「サイコ」のスチールが登場する意味を見逃すところだった。ジャネット・リーのショッキングな「眼」のクローズアップなどは、隣人~社会が主人公にむける好奇の視線のメタファーだったのか。

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最近、レンタルで観た映画・2 

最近、浮いた時間をレンタル映画観賞に費やしています。一日一本ずつくらい。
多少ネタバレあり。

・狼たちの午後
アル・パチーノ主演。実際に起こった銀行強盗事件に基づくらしい。
硬派なアクションという先入観で観始めたら、犯人達があまりに愚鈍で、、しかしリアル。
銀行の建物と、その前にあるストリートのみの限られたロケーションにも関わらず、息もつかせぬ展開で占められる。
意外にも犯人達と親交が芽生える(ストックホルム症候群?)人質達のシーンも興味深い。
'70年代当時のアメリカの世相を考慮する必要があるかもしれないが、今の日本社会で観ても、妙に説得力を感じるんじゃないか。

・クレイジー・ハート
昨年公開されたジェフ・ブリッジズ主演のカントリー音楽ドラマ。
演奏シーンが多いだけに、物語の深みはそれほど感じないが、
相手の女性(マギー・ギレンホール、ジェイクとそっくりですね)の過去を具体的に描かないなど、抜き差しならぬ大人の心情を演出して、説得力をもたせている。
基本的に、落ちぶれた初老のカントリーSSWの物語という事だが、それほど悲惨でもない。
過去のヒットに縋っているといえども、ギグはしっかりこなしているし(本人歌唱。うまい!)、
契約話もあるし、好き勝手生きてるし、要はアルコール依存症の問題だけ。
個人的には羨ましいくらい。

・グラン・トリノ
これは泣かされました。クリント・イーストウッドは生粋の映画人ですね。
といっても彼の西部劇はあまり観たことがない。「ミリオンダラー・ベイビー」にもみられる、
人生の燃焼の仕方について感じさせられる。
こちらは現代劇だが、ある意味、西部劇の手法にのっとり自らコール・レスポンスしたかのよう。
自ら保守的なキャラクターを演じるが、根幹は世の多様性について鷹揚な考えの持ち主なのではと思う。
ラストまでの丁寧な伏線の張り巡らせには脱帽です。

・マルタの鷹
ハンフリー・ボガートは一作も観たことがないので、この機会にと。
そんなにカッコイイ人かな、と思ってたのですが、かっこいい~!!
相棒の探偵が殺されたというのに、なんとクールな役どころだろうと思っていたら…アッと声を出してしまった。
登場人物みな曲者。ものすごいテンポで、フィルム・ノアールの魅力をこの一本で堪能。音楽も映画も新旧関係ないですね。

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