ポール・ウィンター・ミーツ

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Panasonic DMC-G8 LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH. 2017.11

ウチのベランダの真下の駐車場での、パン職人の喫煙は強制的に止めさせる事ができないそうなので、結局こちらが妥協して、洗濯物は部屋干し中心に変えた。せめて夜から朝にかけて外に干しっぱなしにしたいところだが、朝5時台からもう階下でスパスパやってるから、直前に起きて取り込めない。このために乾燥機を買ってまで、ってのも口惜しいし。

上階の足音の件は、やっと治まった。管理会社からの貼り紙程度じゃ効果無いから、おたくの生活時間帯は把握してるよ、よって留守時間帯もね、と暗に知らせるための、あるサインを送ってみたら、少し効いたみたい。一人暮らしの盲点だね。



ポール・ウィンター・セクステット『ジャズ・ミーツ・ザ・ボサノヴァ』。これもLP盤で聴くと、コンガの抜けが気持ち良さそう。ソニーの紙ジャケ再発時の宣伝によれば、
【若手有望株として売り出し中だったポール・ウィンターが、アメリカ国務省の音楽文化交流使節としてブラジルを訪れ、そこで新しい音楽「ボサノヴァ」と出会い圧倒的な衝撃を受けて帰国したのち、その興奮冷めやらぬまま一気に録音したといういわくつきの1枚。より内省的で純文学的なボサノヴァ作品を生み出していくその後のキャリアの契機となった記念碑的作品。本作ではブラジル音楽との出会いに対する初々しい喜びに溢れ、軽やかに踊るようなジャズ・サンバのリズムを聴かせている。1962年作品。】

ディスコグラフィを把握していないが、後に"より内省的で純文学的なボサノヴァ"に取り組んだのが、カルロス・リラとの共同アルバムあたりか。となると、この盤が最も絢爛たるラテン・ジャズの爆発的瞬間を記録した作品にあたるのだろうか。

止まらないフォー・フレッシュメン

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Panasonic DMC-G8 LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH. 2017.11

オーストラリアでの郵便投票による同性婚の可否について、多数支持により年内実現を目指すそうです。めでたいね(それでも、まだ3割不支持なのか) 。アイルランドなんてあんな小さい、敬虔なカトリック国なのに、あんなに早くに賛成されて、ぼくはアイルランドを直に旅したけど、ほんとド田舎だよ。家族愛の思想からだろうか。台湾も進んでるし、もはや島国=閉鎖社会なんて当てはまるのは、某国だけ?

ぼくはリアルでこの関連の話題をしたことがあまり無いんですが、かつてバンドを一緒にやって、後に音楽バーを立ち上げた男友達のマスターが、接客中、新顔の客に、かつて僕らの共通のバンド仲間で、楽器担当の奴にゲイ疑惑があったと、笑い話のネタに喋り出した。
「なっ?」と同調を求めるかのように、マスターはぼくに振ってきたのだが、今は付き合いが無いとはいえ、お互い関わった仲間のことを他人に軽口で話題にするシチュエーションにどうも居たたまれず、ムッとしてた。その後にマスターから不快にさせたと詫びメールが届いた。「ぼくは君のようにフラットに物事を見ることができないから」と。

いや、別に受け入れられない事も、その人の自由なんだからいいんじゃないの? ただ、アンタに初めてギター講師の口をくれたのは彼でしょうが。結局、ビジネス上で折り合わなくなり、袂をわけたとしても、相手をホモと馬鹿にしつつ、ご自分はその後も、資格もキャリアも無いまま、ちゃっかりギター講師の肩書きだけは使い回して(拍子の違いも分からずに!)、いい気なもんだと、ちょっと思ったね。

マスターは来店する若い女性で、化粧が濃い子には、「もっと薄いほうがいい」と言うんだと。ぼくに言わせれば、それ気持ち悪い。付き合う相手にだけ言えば?と思う。
こないだの倉本ドラマで、「君の化粧を施さない、深い皺こそが女性の美しさなんだ」という女性の本質を見出だす男の純なシーンが繰り返し描かれたが、そんなの人それぞれじゃない? 認知症予防に化粧やおしゃれを促進する日を設ける施設があると、現実に観たことがあるし、高齢者ドラマだと、尚更いろんな観点があった筈なのに、押しつけがましかったねぇ。持ってた理論社の倉本全集、全部捨てたくなったわ。



フォー・フレッシュメンは、録音点数が膨大なので、2枚組コンピだけ買って締めようかと計画していたが、一枚モノのオリジナル盤を試聴すれば、コンピに入ってない名唱がザクザク出てくる。ブライアン・ウィルソンは、このグループから影響を受けたらしいが、オリジナルの新しいポップスの生産を強いられたビーチボーイズより、フォー・フレッシュメンのスタンダードの山を聴き漁るほうが、今のぼくには充実している。これは、コンピから入るかバラから入るか、悩みますねぇ。

▼Polka Dots and Moonbeams
https://youtu.be/Z6nnlRdPSf8

ザ・メッセージ

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Panasonic DMC-G8 LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 2017.11

パナのカメラはG8を使って一年足らずだが、もう後継機のG9が出るらしい。東京オリンピックを意識してか、連写機能を強化した動体に強いモデルを各メーカーは出してきてるらしい。まぁ、スペックを見てもさっぱり解ってないロー・アマチュアのぼくには、買い換える必要は無いが、それでも新機種を一応チェックしてしまうのは、手持ちレンズが上位ボディによって、より活かされるからなんだよね。
こないだ初めてカレンダー作ってみたけど、音楽蒐集と似た感覚だなと思った。モニターで画像を眺めるに留めることもできるが、やはりプリントで感触を確かめたくなる。音源も、よりしっかりしたアンプとスピーカーで実感したいように。



私的ボッサ・ノーヴァ探訪は、元はジャズ歌手イーディー・ゴーメが出発点でした。彼女がアルバム『Blame It on the Bossa Nova』でスタンダードをボッサ・アレンジで歌うほか、英語で歌ったボッサ・ノーヴァについては元歌など検索していたわけですが、収録のうち『The Message』の原曲名、あるいは他アーティストのパフォーマンスが全く見つけられずにいたのでした。

そんな頃、Spotifyで保存溜めしていたカルロス・リラの1960年頃の2イン1コンピを再生したところ、偶然聴くことができた。ポルトガル語で「Caminho do Adeus」というタイトルだった。さらにネット上でこのタイトルで他を当たってみても、カルロス・リラ以外はヒットしないのだ。とてもいい曲なのに、今では忘れられているんでしょうか。

https://youtu.be/cXnOHVr1zrg

底抜けアルシオーネ

FUJIFILM X-Pro2 XF16mmF1.4 R WR 2017.11
namihaya171110大阪港第三突堤まで徒歩で行ってみた。釣り人たちの後ろを通りすがっていくと、巨大なうねりの"なみはや大橋"の真下に居た。この橋、徒歩でも渡れるらしいが、怖そう。ネット画像で確認する限りでは、フェンスは普通の橋と同じ高さのようです。

▼全曲一部試聴可
 

先日のコメントでお勧めいただいたシャーデーの試聴を始めた途端、Spotifyの無料時間がブチッと切れた。有料手続をし直すタイミングで、コメンターさんのブログ記事を久々に拝読し、評価の高いアルシオーネを試聴したところ、良い意味で笑いが込み上げるほど明るいサンバが楽しめた。

なんか、アフリカから受け継がれた民族性やら、カリプソとの親和性やら、連想してみたが、本場の人は、そんなこと何も考えずに楽しめるんでしょう。
アルシオーネの肝の据わったヴォーカルは、セリア・クルースなどイメージが繋がる。セリアの後期まではちょっと手が伸びないぼくは、余力あれば是非とも本作など入手してちゃんと聴きたいもの。ジャケもいいワ。'70年代フィリップス録音の艶やかな感触もたまりません。

そういえばむかし、適齢期を過ぎ、親からさんざん愚痴られ実家を飛び出し、ラテン地域に宛てもなく飛んで、思いもよらず現地のスター歌手になっちゃった日本人女性がTV出演されてたけど、今も活躍してるんでしょうか。一時帰国の姿からは、独身の肩身狭さなど微塵も感じさせませんでした。

メアリー・シングス・ジミー・マッカーシー

dahlia171104
FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.10

11月10日発売のメアリー・ブラックの新譜、『Mary Black Sings Jimmy MacCarthy』を早速Spotifyで聴きました。まさか年内にもう一度、メアリーの記事を書く機会ができるとはね。
内容は、これまでに取り上げた「ノー・フロンティアーズ」「窓辺のアダム」など、オリジナル録音に、新録と過去のTV出演時においての、作者ジミーとの共演曲が半々の構成。

聴く前から了解していたことだが、かつての名録音から数十年、声質のギャップが長年のファンには少々辛い。が、彼女が声が出づらくなった今なお、歌いたい歌い方の表現というものが、非常にわかりやすい形で届いているとも受け取れる。とてもメッセージ性の強い歌い口なのだ。若い時から、彼女の中では実は感覚的に唱法は変えておらず、声の美しさとメロディアスな選曲に、こちらが表面的に聞き流していたということなのだろうか、ともふと考えた。
アルバム全体の流れのバランスは、とてもいい。ジミーは、ほんと優秀なソングライターだ。

ゆうべ「ウーマンズ・ハート」をブラック・ファミリー総出演で歌う直近の映像を観た。さすがに皆、歳とったねぇ。でもあんなふうに、遠く離れて暮らしながらでも、たびたび集って歌える兄妹は幸せだ。

▼全曲一部試聴可能

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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