カーリンのバラッド

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Panasonic DMC-G8 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 2018.06

この春は例年以上にアレルギーが酷く、なかなか撮影に出掛けられなかったが、ボチボチ行けそうだ。この春の症状の一つが手の湿疹で、毎年のことと放置していたら、どうもいつもの感じと違う。さんざん掻いた後、皮膚が白くゴワゴワになり、鱗状の瘡蓋ができる。指を曲げるのも困難なくらい。
これはおかしいと、とりあえずネットの家庭の医学を調べると、手白癬らしい。手にも水虫ができるとは知らなかった。自己診断だが、持ってた市販薬スプレーを手に吹き付けると、何か月も悩んでいたのに数日で良くなった。足と違い、手は日常作業で使うから、しばらくゴム手袋で食器洗いなど要用心。特に整髪料とか刺激のあるものに触るとなかなか治らない。




現代女性ジャズ歌手で、なかなか好きになれる人がいないと書いたが、ブラジル音楽がきっかけで出会ったカーリン・アリソンは気になっていた。歌好きが伝わる明るい天分みたいなものを感じた。歌い口に嫌味が無く、スモーキーなイメージの下に誤魔化されることのない実力充分の人。

シャンソンやボッサ・ノーヴァを混ぜて選曲されたアルバム、『From Paris to Rio』が好きになり、その後、ブラジル音楽で一貫した『イマージナ~ソングス・オブ・ブラジル』も聴いてみたが、こちらは歌唱の実力に反し、やや歌い口が重めに感じられ、ブラジルの軽いリズム感に欠けた印象だった。高域にファルセットを交えるなどしたほうがいいんじゃないか。

そうしてようやく彼女の専門領域の純ジャズ『バラード~コルトレーンに捧ぐ 』に辿り着く。たっぷりとした歌いまわしに、媚びたところなど無く、重くなりすぎないでバラードの愉しさが味わえるものだった。バッキング・録音ともにバランス良し、来日したらいっぺん生で聴いてみたい人だ。

Voices in Modern

alisai180620
FUJIFILM X-Pro2 XF16mmF1.4 R WR 2018.06

今回の地震で亡くなった方の中に、雑誌やCDに埋もれて発見された件があり、ちょうどCDの整理に掛かっていたところだっただけに、やはりモノは減らしたほうが良いなと思う。
ただ、空けた棚は、今後ぼちぼち自分の撮影写真のブック化したものなどを置こうかと思う。他人の著作物のように次々買い込んで増やせる訳ではないから、すぐに一杯になることは無いだろう。

大阪は御難つづき。昨日夕方に妙な臭いがすると思ったら、三井化学が火事らしい。かなり遠方まで煙が流れてきているとツイートが幾つもあった。1年前、工場夜景撮りに行った地域だ。



フォー・フレッシュメンは、これからジャズ・スタンダードと、ハーモニー・ヴォーカルを知りたい人には、うってつけだと思う。このころのハーモニー感覚はオーセンティックなもので、いまの現代ジャズのハーモニー・グループが取り上げると、ちょっと捻り過ぎてしまいがちだろうから。

Deezerではフォー・フレッシュメンのコンピが他の名歌手同様、多くラインナップされているが、できるだけオリジナル・アルバム毎に聴くようにしてる。組み物をいっぺんに聴くのは疲れるからね。

時差ドライヴ

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Panasonic DMC-G8 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S 2018.05

揺れたねぇ。物が落ちて机の下に隠れたの、初めてだった。あれでウチは震度4なのか。いやらしいわ。阪神淡路の時は、神戸と大阪で震度が違っていたから、ほとんどの大阪人は今回もろに受けたんじゃないか。夜中も微妙にグラグラ。猫ちゃんは揺れると部屋の片隅の物陰に隠れてしまい、しばらく経ってからポーッとした表情で現れる。

TVで「ゆれやすさマップ」について識者が触れていたので検索してみると、PDFファイルで大阪府の古臭い地図が出てきた。確かに揺れやすさを段階別に色表示してあったが、地名表記が合わせられていないので、自分の住む場所が実は何処なのか詳細に分かっていないことに気付かされた。大体どの辺かくらいは知ってるけど。どの色の部分に住んでるんだろう?? 最も危険といわれる上町断層の上なのは確かだけど。



マーク・ノップラー&エミルー・ハリスの2006年作『All the Roadrunning』を聴いた。最近、フォーキーなアルバムを積極的に聴かなかっただけに、これは新鮮だった。
大御所二人のデュエットとなれば、ハズシようもないか。さすがのハーモニー。それぞれのソロ・アルバムは大して聴いてこなかったのに、この共演には魅力を感じる。
コード進行は至ってオーセンティックなものだが、スケール感のある音像で、ジャケ写の雰囲気と相俟ってサントラを聴くようだ。州をまたいでドライヴで時差を行き来する大国ならではの、存在感あるグッドミュージック。

クレセンドのトーメ

hermes180615
FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF1.4 R 2017.11

聴き放題がどうの、単品買いがどうのとか、ばかり書いていると、まるで"食"の話題をしているみたいだ。
"単品注文のほうが無駄なく満足するぜ"、"いや、食べ放題がリーズナブルで味もしっかりしてるぜ"という。今回、このDeezerは僕にとって、味と量と価格の面で納得したことになる。それほど美味しくは無いがそこそこ、というのがSpotifyにあたるだろうか。
CDの音質を、自分にとって聴き放題のスタンダードに据えたことにより、他に足りない曲は随時購入検討というスタイルに落ち着きそうだ。
Deezerは曲数で不利、といっても、カラオケで歌いたい曲が無いのとは訳が違う。よくライセンスをクリアしたものだ。



'40-'50年代を中心に探しているメル・トーメ、聴いてみてピンと来る盤に限って、マーティ・ペイチのアレンジなんだよね。大貫さんはペイチと組んだ録音経験があるが、日本人アーティストとして誇らしいでしょうねぇ。これが如何に貴重か分かる音楽ファンは限られそうですが。
小~中編成の抜けのいいサウンドが、この時代のきれいなトーメのヴォイスにマッチする。

名ライヴ盤『クレッセンドのメル・トーメ』は、1957年録音、クインテットのパーソネルは以下の通り。
◎Marty Paich Quintet
Don Fagerquist (tp)
Marty Paich (p,acc)
Max Bennett (b)
Mel Lewis (ds)
Larry Bunker (conga,acc)

さりげなくアコーディオンのフィーチャーがツボ。クラブ演奏だから拍手の音もうるさくない。この盤は、他に1954年の別ライヴ録音を併録して2枚組が後に発売されたらしく、その追加音源はAl Pellegriniトリオによるバッキング。どちらも良いが、やっぱりペイチのほうが好きなんですよ。洒落てて浮き浮きしてきます。

復刻、ジェネラル・ハンバート

april180614
FUJIFILM X-Pro2 Carl Zeiss Touit 1.8/32 X-mount 2018.04

こうも新譜が容易くストリーミング・サービスでも聴けるようになると、音楽雑誌の新譜レビューは、読者に届けるタイミングをもはや逸していると思うが、現在も熱心にMM誌など購読する中高年層もおられるのだろうか。かつてはライターさんのレビューを当てにして、見事に外したこともあったが。今思えばどれも当てずっぽう買いだった。ちなみにライターさんって、どれだけ音楽の基礎理論をわかっているんでしょう。

近年、音楽アイテムの変遷により、購入の実感とは何かと考えさせられるが、ぼくが最も実感持てないのはダウンロードなんだよね。特にDeezerのような高音質ストリーミングが出た以上、iTunesで当初試しにダウンロード購入した音源は、今や中途半端な取扱いになってしまった。単品購入のアルバムより、聴き放題のほうが品質が良いとは。
逆にハイレゾのダウンロードは、というと、これまた気がすすまないのだ。特にクラシックでSACD化もされているアイテムであれば、固定価格のダウンロードより、あえてパッケージの低価格や中古の安値を窺うやり方も残されているので。

ポピュラーのハイレゾ購入にも前向きではない。クラシックに対してSACDなど高音質でパッケージ化されていない大貫さんなど、よほど関心あるアルバムについてはストリーミングで聴けないならいっそのこと今からCD買うよりもハイレゾ(e-onkyo等)で、という手もあり得るが。



偶然発見した個人的驚愕のアイテム。メアリー・ブラックがソロ活動以前に在籍していたトラッド・グループ、ジェネラル・ハンバートのアルバム『ジェネラル・ハンバート Ⅱ』がCD復刻していた。初リイシューでは? 2018年になって今頃?
ただ、ここに収録されたメアリーのソロ・トラックは、後のメアリー自身の編集盤『コレクティッド』に網羅されているはず。だから今更聴いてもダブリだろう、と思いつつDeezerで聴いてみた(早速Deezerでも聴けるんだよな、これまた)。
おぉ、他にもソロをとってるトラックがあるじゃないか! 2曲ほど初めて聴けた。彼女のソロ・トラックは全て聴いてきたつもりだったから嬉しい。若かりし頃の甲高いヴォーカル。
録音そのもののコンディションも良く('80年代初頭の録音か?)、アナログの瑞々しさを満喫。バンドのインストも純朴だ。ヴァージンに移った近年のアルタンや、ゲストとのコラボ・コンピばかり出してるこれまた近年のチーフタンズより、いい音ですよ、これは。

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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